明日は明日の風が吹く

無味無臭・人の記憶に残らないをモットーに人間関係の荒波をいきていく30も半ばを過ぎた私の鬱日記

「自分がされて嫌なことは人にしない」という間違い

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自分がされて嫌なことは人にしない。

 

という事を言われたことがある。

っていう人生あるある。主に幼少期ね?

大抵の人は通過儀礼のように言い聞かされてきた言葉だと思う。

 

相手の痛みを自分の痛みのように捉え

想像力を働かせることで他人に優しくなれる。

 

って発想なんだよね、これはきっと。

私も自分の子供によく言ってしまう。長女小4・長男小2なう。

 

自分がされて嫌なことは人にしない。

 

しかしながらこの台詞を

自分の子供に言うのは彼らが小学生までにしようと

密かに心に誓っていたりもする。

 

時々長男なんかは

自分はべつにされて嫌じゃないもん。

なんて言いかえしてきたりもするのだけど

 

実はこれがある意味では正しいのかもしれないと思う。

(ある意味というのは自分がされて嫌なことは人にしない

という基本ができていない長男の反論は受け付けないということ)

 

わたしとあなたは違う人間である。

おのずと嫌だと思うことも違ってくる。

 

だから正しくは

自分がされて嫌ではなくても

相手がされて嫌だと思う言動を推測せよ。

相手がされて嫌だと思うことはしてはいけない。

じゃないかと思う。

 

もちろん

Aさんは嫌じゃなくてもBさんは嫌だ。

という場合がほとんどなので

相手によって臨機応変に変えなければいけない。

 

相手をしっかり見なければいけない。

相手の性格やら環境やら立場やら考慮しなきゃいけなくなってくる。

 

でも、好きな相手にだったらできると思うんだ。

好きな相手の嫌がることはしない。これ基本。

 

好きな相手の痛みを自分の痛みとして実感できないもどかしさがあれば。

 

私も特に大切に思う人には

自分の言動に細心の注意を払っているのだけど

なるべく周りの人に優しくありたいと思う今日この頃。

 

この人はされて嫌なことはなんだろう。

あなたはどんな人?

 

そう、あなた。

私の隣にいたら心の中までガン見されようとしていますよ。ふふ。