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明日は明日の風が吹く

無味無臭・人の記憶に残らないをモットーに人間関係の荒波をいきていく30も半ばを過ぎた私の鬱日記

※読書感想文には向きません※小学校高学年~中学生のお子さんにお薦めしたい私のイチオシ本(女子向き?)

呼吸をするように本を読む毎日が

夫赴任中でさらに加速してどうにも止まらない状態の昨今。

 

私の趣味が読書であると知った友人たちから、

我が子に何か小説をお薦めしてくれないか。と頼まれることがままある。

 

たいていは小学生の高学年から中学生1、2年生の親御さん(3年生は受験……)

 

”親からの依頼”である。

という事を念頭に入れて私が気を付けたのは

暴力描写の少ないもの(特に身体的にバイオレンスすぎるものはやめる)

性描写のほとんどないもの(もはや学校推薦図書的か。健全過ぎる)

 

 

暴力描写・性描写のどちらに関しても少しづつ触れてもいい年齢だと思うのだけど

親からの依頼なので、ここはぐっとこらえる。

 

〇上死ウンヌンから始まる「後宮小説」も

読み始めてすぐに「ママ―腹〇死って何ーーーーーーー?」って聞かれる危険性を考慮して涙を飲みながら外したぐらい(しかしあれはアニメと共に名作)

 

では。

 読書感想文には向かない私の趣味の世界から

実際に友人のお子さんにお貸しした本

 

まずはほとんど本を読まなかったお子さんに好評だった2作品。

 

香月日輪 妖怪アパートの優雅な日常シリーズ

 

妖怪アパートの幽雅な日常 1 (講談社文庫)

 「ウチの子(中学生)全く本を読まないんだけど!!」

という友人から依頼されて初めてお貸ししたのがこの本。

何故か、気に入ってもらえたらしく中学生1年生のお子さんは

続きを自分で買い始めたようでした。

 

 妖怪アパートにはまったお子さんには

同じ作者の僕とおじいちゃんと魔法の塔もオススメしています。

 

僕とおじいちゃんと魔法の塔(1) (角川文庫)

僕とおじいちゃんと魔法の塔(1) (角川文庫)

 

 この1件で

私(あかり)が薦めた本で我が子が読書をするようになった!!と友人が

宣伝(誇大広告…?)をあちこちでしたため

その後、我が子にも何か本を!すすめてくれ!!と依頼がボチボチくるようになりましたw

その後本をお貸しした別のお子さんにも香月日輪は大好評です。

 

 

そして次は

畠中恵 しゃばけシリーズ

 

しゃばけ (新潮文庫)

 大江戸あやかし物語。

読みやすく入りやすい世界で活字嫌いのお子さんにもおすすめ。

妖怪アパート同様、幽霊とか妖怪とか、ちょっと不思議な感じがいいのかもしれないと思った次第です(だから妖怪ウォッチもか!←今更)

体の弱い大店の若旦那が主人公で彼のまわりにはいつもあやかし(妖)がイッパイ!

守られてばっかりの若旦那かと思いきやどんどん精神的に逞しくなっていきます。

(でもやっぱり病弱だからすぐに熱出して倒れたりするんだけど)

 

我が子に本を!!という友人の中には

子供は本好きだけど自分は全く読まないのでわからない。

我が子になにか見繕ってよ!という方もいて

 

もともと本が好き!趣味が読書です!!むしろ活字中毒です!!!

というお子さんには以下のラインナップで貸すようにしています。

 

 

 

 

 

月の影 影の海(上) 十二国記 (新潮文庫)

シリーズも続刊が刊行されることだし

時間はかかるかもしれないが未完ということは避けられそうなので

自信を持ってオススメ。壮大なファンタジー世界にどっぷり浸かって欲しい。

 

(そして小野不由美厨になってうっかり残穢なんか読んじゃって私と一緒に怯えて欲しい)ああ、心の声が漏れた。

 

 

荻原規子 空色勾玉

 

空色勾玉 (徳間文庫)

元祖和製ファンタジー。

日本神話モチーフのボーイミーツガール。

空色勾玉→白鳥異伝→薄紅天女→風神秘抄と続けて読んでほしい。

(烏見るとアッ鳥彦王とか思ってついつい話しかけちゃうよね)

 

 

あさのあつこ バッテリー

 

バッテリー (角川文庫)

スポーツにおける持てる者と持たざる者の物語。

”天才というのは毎日地道な努力ができる資質も含めて天才”

と某競技を始めて半年で国内TOP3に入った友人が言っていたことを思い出す。

スポーツしているお子さんにもしていないお子さんにもおすすめ。 

 

 

辻村深月 ぼくのメジャースプー

 

ぼくのメジャースプーン (講談社文庫)

 幼馴染の心を守りたいある特殊能力を持った男の子のお話。

と書くとファンタジックな気がしてしまうのですが

とても暗く、重いテーマです。

人は人のために何ができるのか。

自分だったらどうするのか。

 

読後にぜひ「凍りのくじら」「名前探しの放課後」も読んでほしい。

 

 

 

乙一 しあわせは子猫のかたち

 

失踪HOLIDAY (角川スニーカー文庫)

人間関係に悩んだり人づきあいがうまくいかなかったり

それによって孤独を感じたり。

思春期独特のひりつくような孤独感が自分だけではないと思わせてくれる本書。

 

「失踪ホリデイ」収録の「しあわせは子猫のかたち」

孤独な主人公と”彼女”との交流が優しくて温かくて切ない。

 

 

 

精霊の守り人 (新潮文庫)

単槍使いの女主人公しかも三十路。

新ヨゴ皇国の第2皇子チャグムの護衛を依頼される主人公のバルサ

(繰り返しますが三十路)

貴種流離譚でもある本作ではバルサとチャグムの琉璃の旅と二人の交流。

そして箱入りだったチャグムの成長が描かれている。

圧倒的なファンタジー世界に浸れる作品でもある。

 

高殿円 カーリー

 

カーリー <1.黄金の尖塔の国とあひると小公女> (講談社文庫)

 ドラマ「トッカン」が大ブレイクした原作者の高殿円

「トッカン」のブレイクをもって

昔の打ち切り作品であった本作「カーリー」が復刊の運びとなった。

 

作者も当時の担当者も続刊を強く希望していた「カーリー」シリーズ。

 

トッカンブレイクありがとう。

友情と恋愛と同性への憧れが詰まったこの作品。私は10代の頃に読みたかった。

が、しかし大人になってから(つい最近)読んで号泣しました。

復刊を決めた講談社ありがとう(続編も待っているよ)

 

 

蒲公英草紙―常野物語 (集英社文庫)

「常野一族」と呼ばれる意能力集団のシリーズ第2作目。

日本が戦禍に飲み込まれる前の

古き善き田園風景と日本人気質を描いている本作。

あたたかく懐かしく優しく切なくちょっと、恐ろしい。

 

茅田砂胡 レディ・ガンナーの冒険

 

レディ・ガンナーの冒険 (角川文庫)

モフモフモフモフします。

 

茅田砂子の描く女性性は

大人の女性から少女と呼ばれる年齢の女の子まで

厭らしさがなくひたすらに爽やかだったり突き抜けていたり。

厭らしさがないことが厭らしくない。

 

「レディ・ガンナー」シリーズ。良家の子女の活躍譚が爽快です。

そしてモフモフモフモフモふ、します。

 

 

銀河英雄伝説 1 黎明編 (創元SF文庫)

 あれ、これ、私漫画しか読まなかった旦那にも貸しているね…?

ストーリーテラーの鮮やかさとしてはやはり田中芳樹はピカ一。

日本におけるスペースオペラの金字塔に触れておくのもよいと思います。

 

 

ステップファザー・ステップ (講談社文庫)

 これは本を全く読まないお子さん向けでもあるかもしれない。

とにかく読みやすい宮部みゆきのユーモアミステリ。

主人公はオジサンながら双子の活躍が目覚ましく楽しい1作。

※ステップファザーといっても親の再婚による継父ではありません※

この作品を好きになれたら宮部作品への扉が開いたも同然。さあ、カモン!

 

初野晴 退出ゲーム

 

退出ゲーム (角川文庫)

 全ての女子が羨むパーツを持って生まれた美形のハルタ

その幼馴染のチカちゃんを巡る三角関係と吹奏楽部とドタバタコメディ&学園ミステリ。

むしろ恋愛色はほとんどない。と思った方がいいです。

解説にもあったのですが作者がゴリゴリの体育会系出身者のため

経験したことのない文科系の部活(吹奏楽部)に夢見がちで

うる星やつら」臭のする変人ばかりを詰め込んだ偏見と憧憬による一種文科系ユートピアのようになっていて変人博覧会的にも楽しめます。

 短編が4つ入ったハル・チカシリーズ第1弾

(しかしヒロインのチカちゃんには同情を禁じ得ないというかむしろ憐みしかない)

 

 

とりあえず、暴力表現・性的表現のほぼないものに絞ってお貸ししているのはこれぐらい。ラノベが入っていない理由は30代後半の私が若かりし頃にはあまりラノベ的なモノがなかったという年齢的な問題からです。誰かアラフォーにお薦めしたいイチオシラノベ、ぷりーず。

 

 

あれこれ、友人のお子さんに貸している私ですが

実は、我が子はほとんど本を読まない(淋しい)

読まないし細かい字が嫌だというので小学5年生になる娘に薦めるのはコレ。

はれときどきぶた (あたらしい創作童話 13)

 

飛ばない豚はただの豚だ。

(言ってみたかっただけ。なんの文脈もありません)

 

 

最後に。

本なんて。

あえて本なんてと言います。

本なんて読んでも読まなくてもいい。

それでも人生と共に本があることの楽しさと豊かさ。

何か辛いことがあった時に逃げ込む事が出来る本の世界という

緊急避難先を確保できることが

私にとっての読書なのかもしれません。

 

本がない人生なんて。

 

 

 

 

■■読書の夏(?)お子さんに本を薦めるときにこちらもぜひ参考に■■

子どもを読書好きにするおすすめ本!大人も楽しめる厳選11冊ご紹介! | トネリコBLOG

 本だけでなく、映像化にも触れていて

本を読むことからさらに世界が広がりそうな予感がします。

(そしてブログ管理人のトリネコさんは本における守備範囲が私と近い気がします)

 

『子どもを本好きにさせる~』を読んで子どもの立場から思ったこと - きまやのきまま屋

子供の頃から活字中毒 自発的に本を読む子(きまやさんとか私とか)ばかりではないのは

すでに我が子を見ていて証明されているのですが

 子供が本を読むようになる環境について書かれています。