それでもこの世は生きるに値するんだ。ということ
トピック「育児」について
昨日はこちらのエントリに皆様から多くのアクセス、はてブ、ツイート、そしてそれらのコメントを頂きました。
この世から子供が泣く場所が消滅することについて - 明日は明日の風が吹く
ご自分のブログで言及して頂いたりもして、恐縮しきりです。
ありがとうございました!
「子育てなんてするもんじゃない」と言う亡国陰謀論のプロパガンダに見えて仕方ない
なんてツイートも頂いたりしました。こんな思いをするぐらいなら子供なんか産めない、って方もいらっしゃいました。プロパガンダをする意図は勿論なかったのですが、結果未来の母親に恐怖を植え付けてしまったのなら大変に申し訳なく思います。
猫なで声で「違うのよォ。そんなことないのよォ。子育てっていいものよゥ」なんて言ってSTOP THE少子化に貢献したフリをしてみようかと思ったのですが、あざとく取り繕ってもしょうがありません。
喉元過ぎたけど、思い出したから言おう - @kimamanote
こちらのブログでも言及して頂いたように
こんなのはたぶん、どのおかーさんでも経験すること
というのが今の世の中(特に都市部?)の現状です。
残念ですが現状が改善されることは、不可能だと思われます。
とはいえ、冷静に考えてみれば、舌打ちしたり怒鳴ったりする人は、普段からそういう人である可能性が高い。と思うのです私は。
金のチェーンのネックレスをしたスーツ姿のヤの付く自由業の方が電車で大声で携帯で話したりしていた時にも舌打ちできるのなら、もう認めちゃってもいいとすら思う。不快でしょう?ホレホレ。してみ。Let's舌打ち、チッ。
結局は、子供をタテにして勝手気ままに振る舞う親がいなくならないのと同じように
努力して泣き止ませようとしても舌打ちされたり怒鳴られたりすることもなくならないのですが
見ず知らずの母親に手を差し伸べて下さる方も、本当に多いのです。
ヨボヨボしている(失礼)おばあさまが電車で席を譲ろうとしてくださったり
泣いている子供を強面のおじさんがあやしてくれたり(効果は不問)
ベビーカーが通るのをスーパーのドアを開けて待っていてくれたり
支払い後のレジにてカゴを台まで運んでくれたり
沢山沢山優しくして頂きました。
見ず知らずの子連れに優しくしてくれる方もびっくりするぐらい多いのです。
そして育てにくい、酷い世の中だ。なんて言われていても
子供は今ある環境の中で疑問すら抱かずにのびのびと育っていきます。
泣いたり笑ったり友達と喧嘩したり仲直りしたり毎日が楽しいと言い
勝手に幸せになっていきます。子供の本質なんて昔も今も変わりません。
親が子供にしてやれることなんて本当はあまりないのかもしれません。
特に私のような親は。
今まで見ず知らずの方に優しくして頂いた分、困っている人を見たら迷わずに手を差し伸べる姿を子供に見せるぐらいしか。
もしくは、宮崎駿の作品を一緒に見ながら
それでもこの世は生きるに値するんだ。
ということを子供に勝手に読み取ってもらうことぐらいでしょうか。