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明日は明日の風が吹く

無味無臭・人の記憶に残らないをモットーに人間関係の荒波をいきていく30も半ばを過ぎた私の鬱日記

登り始めたら途中で降りられないもの。人生。結婚生活。そして

旅行

すいません

今回は登り始めてしまった人生の良い登り方とか

結婚生活からの綺麗な降り方とかを推測する記事ではありません。

 

今回は人生論ではなく(いつも人生論ではない)

 

正確に言うと今から12年前に私が登ってしまったものの話。

 

じゃじゃん。

 

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メキシコにあるチェチェン・イッツアーの階段ピラミッドです。

私が実際に撮った写真ねコレ。

※今は立ち入り禁止※

 

マヤの最高神ククルカン羽毛のあるヘビの姿の神。ケツァルコアトルマヤ語名)を祀るピラミッド。基底55.3メートル四方、高さ24メートル(頂上の神殿部分は6メートル)。

 

高さ24メートルというとだいたいビル6階建てに相当します。

 

大きな9段の階層からなり、4面に各91段の急な階段が配されていて、最上段には真四角な神殿がある。

チェチェン・イッツアーwikipediaより引用 

 

急な=傾斜は45度です。

 

そしてここに告白しておきます。

私が重度の高所恐怖症であると

 

ビル6階建ての高さのピラミッドを命綱も無いままに

ふきっ晒しの風が強い中で1段1段登っていくわけです。

 

傾斜45度というのは心理的にはほぼ直滑降と言ってもいい角度です。

 

どうしてもマヤの遺跡に行ってみたくて登ってみたくてメキシコまで来て

遺跡群を見た時には興奮と感動の渦に飲みこまれました。

 

歓喜のあまりに自分が高所恐怖症であることすら忘れて

夢中で登り始めてふと、下を見てみると

既に相当な高さでビル2階分ぐらいは登ってしまったあとでした。

 

もう引き返せない。

此処まで登ったからには降りられない。

頂上まで登らなくては。

しかし地上と離れていくたびに膨れ上がる恐怖心。

 

新婚旅行で来たはずの夫は先に行ってしまった。

 

降りられないものは歯を食いしばって恐怖に耐えて前へ前へ進むしかないんです。

 

夫はもうどこに行ってしまったのかわからない。

隣にいたとしても登っていくのは自分の力でしかない。

 

あれ。私、今回は人生論でしたか?(違う)

 

恐怖心と戦って私がピラミッドの頂上から見た光景は圧倒的なものでした。

はるか遥か遠くまで見渡す限り一面の密林。

密林に囲まれたこの地に昔栄えた文明があったことの不思議。

そして時を経て私がこの風景を見ていることの不思議。

 

申し訳ないです。頂上の写真はない(泣) 

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 ※頂上の写真がないのでセノーテという生贄を放り込むための泉の写真

 

 実は今は立ち入り禁止でなんぴとたりとも登れなくなってしまった

チェッチェンイッツアーのピラミッド。

 

強い風に吹かれながら私が見た頂上からの風景はあの時だけのものであって

いつかまた見に行こう。と思っていたのにもう2度と見られなくなってしまった。

 

勝手にどこかに行ってしまったと思っていた夫が何をしていたかというと

 

カスティーヨ内部には初期のトルテカ=マヤ方式のピラミッドが内蔵されており、この神殿にはジャガーをかたどった玉座や生贄の心臓を太陽へ捧げたチャクモール像が置かれている。しかしこの像の目にはめこまれた翡翠は中国製である事が判明しており古代史の謎となっている。

 

古いピラミッドを内部に持ち、また、内部のピラミッドにも登れるという!!

 

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うん。絵はいらんかったね。でも、この空間が凄いよね。

古いピラミッドに直接新しいものを積み重ねるのではなくて

 古いピラミッドを内包した、内部が空洞になった新しいピラミッドを作るって。

 

建設関係の方これってどうやって作るの??

 

夫はピラミッドに上って降りて内部のピラミッドにも登ってきていたようだ。

はるか昔に生贄を捧げていたチャックモールの像も見たらしい。

夫は私の知らない所でちゃんと目的をもって行動していた様子。

 

別行動でも目的が違っても合流できればいいか。という話。

あれこれは我が家の話なのかやっぱりw

 

もう2度と見られないなんて思わずに気持ちさえあればきっとまた来ることが出来る。

と思っていたあの頂上からの風景。

 

もう一つ小さいピラミッドからの頂上風景はグーグルアースにありました。

密林具合は見ることが出来ます。

Google Maps

 

あとは遺跡の写真も色々と。

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