明日は明日の風が吹く

無味無臭・人の記憶に残らないをモットーに人間関係の荒波をいきていく30も半ばを過ぎた私の鬱日記

「専業主婦を養える男性は、3.5%しかいない」に志村けん風に突っ込んでみる

 

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専業主婦を養える男性は、3.5%しかいない。男性不況という現実『ホワイト企業』(エキサイトレビュー) - エキサイトニュース(1/2)

 専業主婦を養える男性は3.5%しかいない。

専業主婦を養えるだけの所得の男性は3.5%しかいない。

 

正月明けに見たこの記事。これはもう志村けん風に突っ込まざるを得ない。

 

あ。あんだってーーーーーー?

 

日本の専業主婦率-3.5%=養うのに値しない所得なのに妻が専業主婦。

 

あ、あ、あ、あああ(スクラッチ)あ、んだってーーーーーーーー? 

喧嘩売ってんの…?

 

とはいえ、記事の内容は決して喧嘩腰なものではなく

労働者としての男性市場は頭打ち。

求人は女性市場が盛んになっている今、結婚、妊娠、出産を仮定した女性が働きやすいホワイト企業はこんな感じ~企業名も書いちゃうからねメモっとけー。

という主旨でした。

 

記事の元となったこちらの本↑にも

そのようなことが主旨として書かれているのだろうけど 

 

気になる。 

3.5%というのが何に基づいた数字なのか、どういう家族構成を仮定した数字なのか、具体的にどれぐらい所得があれば妻が専業主婦でも安泰なのか。

 

経済産業省監修ってなっているので、政府として足並み揃える意味を込めると

仮定する家族構成は厚生労働省がよく出してくる「夫、妻(専業主婦)子2人」というよくあるモデル家庭かしら。

 

 じゃあ仮に夫・妻・子・子の4人家庭をモデル家庭として想定して

3.5%ってどういうこと?

去年厚生労働省が出している国民生活基礎調査からのグラフがこちら

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 単純に上位3.5%だと1500万円ラインなんだよね。

しかしながら3.5%1500万円ライン以上って相当数リタイアメント世帯が入ってくる気がするんだ。子供にお金がかかる時期も過ぎた定年退職後のご夫婦まで物の数に入れても良いものかどうか。

 

なんてゴチャゴチャ考えてみたけれどこの本をちょっと読んでみたら

関東圏に住む結婚適齢期の独身男性について、専業主婦を養える年収を600万円と仮定した場合に該当する割合が3.5%。

ということでした。

独身女性がその3.5%の男性に巡り合って婚姻関係を結べる可能性は

「宝くじに当たるようなもの」とも書いてあった。これが現在の結婚適齢期の現状なのか。勝手にガチャガチャ述べてみたけど、専業主婦家庭で年収1500万円以下を鼻で笑ったわけではないようです。よく考えたら当たり前なんだけど。

 

さて、私が最近友人と交わした会話。

友人A(韓流好き土地持ち)

「こんなに韓国に通っているならあちらにマンション買おうかしら」

私(サラリーマンの妻)

「それよりスキーできるとこに別荘買わない?」

友人B(老舗店舗経営者の妻)

「スキー行きたいの?貸そうか?うち持ってるよ別荘」

 

だっふんだ。

 

世帯年収上位1.2%に入っている(推測)友人には冗談も言えやしない。

 

【追記】

結婚適齢期の独身男性に求められる

”これだけもらってれば奥さん養えるよ”の金額が

600万円だという仮定のもとに考えると

結婚後の「夫・妻(専業主婦)・子・子」と家族が増えた世帯で

”え、何でその年収で専業主婦やっているの?”とつっこまれない年収は

800万~1000万円。子供の教育にある程度の金額をかけてあげられる年収は

やっぱり上位3.5%ラインの1500万円ということになるのでしょうか。

この仮定から考えると。

やっぱり喧嘩は売られていた?

だっふんだ。