結婚式に夢見がちな女の子に限定せずとも式をしないではいられない幾つかの理由
結婚式…………という文字列から過去の自分を想像した時に
かなり遠い目をしてしまう
式にもドレスにも何の希望も夢も無いままにそれなりの式を行った
結婚12年目の主婦です。
式直前にどうしても嫌になって逃亡しようかと思ったぐらい
当時はウエディングセレモニーブルーでした。
人前であのような格好をしてご祝儀を頂くシステムに大金をつぎ込むなど!!
とか、思っていたんだね。
空の青海のあをにも染まず漂う
染まるのはただウエディングセレモニーブルーのあおのみ。
白いドレスを携えてただただ。
そんな私ですが
結婚相手がお式大好きな女の子に限らずとも
式をせずには済ませられない相手及びシチュエーションを考えてみました。
①相手がアメブロ女子
(……なんだ。この一言を書くのに物凄い敗北感を感じたのは)
私は観念としてのアメブロ女子に負け続けてきたのかもしれない。
しかしながらはてな女子にも諸々のタイプが存在するように
(誰ですかはてな女子は妙齢を過ぎつつある主婦しかいないとかこぼしている方は)
アメブロ女子にも色々なタイプが存在するはずで
豪華な式も婚約指輪も結婚指輪もいらない。
『あなた』さえいればそれでいい。
とか言い出す子もいるはずです。
いるはずですが。
実はこういうタイプが一番怖い気がします。
(というのは全く論理的ではないただの皮膚感覚)
※ブライダル関係者が「今が一番いい時ですね」と語っているのは
『あなた』の価値がストップ高状態であることの隠喩か※
②相手の社会的体面がある場合
お相手の職業や役職に関して結婚式を行わないことで損なわれるような
社会的体面が発生している場合は
やらざるを得ません(本人の意思は関係なし)
③両家もしくはどちらかの親族が強く挙式を希望している場合
結婚や結婚式は自分たちのもの。
という感覚はわかるし正しくもあるのですが
結婚する相手の親族がお式を強く望んでいるのに行わない。という強硬手段に出るのはあまり良くないと思われます。
自分の親族だったら無視しても良い。というわけではありません。
結婚相手にとっては 相手の親族の希望をないがしろにすることになるからです。
④相手が旧家・名家の出身である
例えば。小泉孝太郎さんと結婚する場合。
などと言うようなグレードの高い話ではありません。
お相手の親族が我が一族は旧家・名家であると自負がある場合はそれが全てです。
田舎で代々議員さんを務めているような家柄の方で本家であったりすると
結婚式は必須かもしれません(これは勿論田舎でなくてもか)
式を行わないと親戚一同にご挨拶行脚を行い
挨拶に伺うたびに式をやらないことに対する嫌味を言われる可能性も。
さて、幾つか式をせずにはいられない理由を挙げてみました。
もちろんお相手が旧家もしくは名家出身で親族が強く挙式を望み
アメーバでブログを運営していようと
挙げない。
という選択も可能だと思います。
可能だと思いますが
昔のように何百万も挙式にお金をかけずとも
ある程度見栄えのする式が行えるようになった昨今
金銭問題さえクリアできれば式はしておいても良いものだと思います。
卒業のようなシチュエーションを待たずに
(卒業はラスト5分に醍醐味が凝縮されているような映画でしたね)
またかっさらってくれるような人も幸いおらず
ただただ式を行いたくないがために本気で逃げ出したくなった私も
結局結婚式を行ったわけですが
今では遠方にあるお互いの実家が
お互いに地方物産を送りあうという
円滑な関係を築いており
私と夫が結婚することによって生じた関係で
自分たちだけでなく自分たちのまわりにも良い波紋を広げられたのなら
それもひとつの幸せなのだと思っております。
お義母さん!デコポン私の実家に送ってくれてありがとう!!!
超高級フルーツに実家は歓喜の渦です。
(夫の実家デコポン農家)